5月23日、木村花さんが22歳の若さで亡くなった。
ご冥福をお祈りします。
原因は、SNSでの誹謗中傷だという。
私がそれを知った時、
心のすごく奥の方が、チクッと刺されるような痛みを覚えた。
まだ若いし、可能性もある、人気もある、
なのになぜ?
多くの人がそう思ったのだろう。
有名人だから、
みんながやっているから
相手は”悪”だから
もうSNSだから仕方ない、とは言えない
言葉の暴力で、人は生命を絶つ
我々は、この事件で、はっきり悟るべきだ
誰もが、痛みを抱えている、弱みを抱えている。
強い人間なんていない。
さらに、複雑なのが、
花さんを攻撃した人たちを、攻撃する自称”正義”の人たちだ。
誰かを絶対悪にして、同じことをやっているに過ぎない。
負のループに入っている。
これも止めるべき。
我々は、感情的になればなるほど
自分のことを客観的に見れなくなる。
裁くのは、法律の下でのみ、
我々の仕事は、裁きが公平にされているかどうか監視する役目だ。
感覚的には、電通事件に近い気がする。
猛烈なスピードで、日本の社会が変わっていくだろう。
でも、それを待っているわけにはいかない。
法が整備される前に我々ができることはある。
SNSだから仕方ない、
そんな想像力の欠如が、この事件を生んだ。
想像力を働かせよう。
自分や自分の大切な人が言われて嫌なことは、
相手にも言わない
それが、巡り巡って、
あなたと、あなたの大切な人を守ることになる