コラム

部下に「もうついていけません」と言われた時

みなさん、こんにちは!
高野です。

 

今日も読んでいただき、
ありがとうございます。

 

「高野さんには、私たち、もうついていけません!」

 

みなさん、
部下にこう言われたら、どう思いますか?

 

私は30代前半、複数の部下にこう言われました。
自分は努力してきたつもりだったので、
驚きと怒りと、そして悲しみを抑えられませんでした。
屈辱の時期でした。

 

みなさんにはこうなって欲しくないので、
ぜひ読んでいただきたいです。

部下を伸ばすことと、
自分の”べき論”を押し付けることは、別のこと

初めて部下を持ちました。
その責任とやりがいを感じてました。

 

だから、全力で伸ばしてあげようと思ってました。

 

”数字で示せ”
”結論から話せ”
”自分の考えを持て”

 

言っていることは正しいのですが、
当時、”べき論”にどっぷり浸っていた私は、
それができない部下に怒りを感じてました。

 

※”べき論” とは非合理的かつ主観的に「こうあるべき」と思い込むこと
多くの場合、それを他人にも強要してしまう

 

加えて、「そんなことも分からないのか」と
半ばバカにしていました。

 

表面には出さないものの、伝わっていたのでしょう。

 

今、思うと、部下たちの気持ちも理解できます。
私も上司がそんな態度でしたら、
従う気がしないからです。

相手も会社に貢献したいし、成長したい
上司と部下の共通点をゴールにして、会話していく

社員として、上司も部下も、ゴールはクリアだし共通です。

 

会社に貢献しつつ、自分自身も成長していく。

 

ただ、手段とか優先順位が異なるだけです。
それを、相手より率先して、すり合わせるのが
上司の仕事ではないでしょうか?

 

相手のなりたいゴールを
全力でアシストしてくれる上司であれば、
誰でもついてきます。

 

私もこの経験で学び、
次の赴任地では、部下と信頼関係を築くことができました。
部下からもらった感謝の色紙は、今でも大切にしてます。

 

ただ、”べき論”で自分を抑圧している人は
自分のことを冷静に見れなくなることがあるので
要注意です。

 

セラピーやカウンセリングで改善できるので、
ぜひ私のところに相談に来てみてくださいね。

 

それでは、良い一日を!

-コラム

Copyright© サラしん , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.