高野 修一
内観支援のプロ
コーチ/カウンセラー/ヒプノセラピスト
「何をやりたいのか分からない」
「自分の個性や強みが分からない」と
悩む会社員、経営者に、
自分軸や強みを発見するセッションを提供中
・慶応義塾大学理工学研究科(工学修士) 修了
・日本を代表する大手企業(売上2兆円、従業員数2万5000人)
に15年以上勤務。
世界各国にある支社と連携して
PDCAサイクルを回し、経営改善を行う。
・訪問国数 30カ国以上、滞在年数7年以上
ゼロから現地語を学び、
現地の人との信頼関係を築くことをポリシーとする。
現在4ヶ国語を操り、グローバルにビジネスを展開中。
・セッション経験 累計200回以上
「高野さんと話す時は、なぜか、緊張しない」
「人前に立つ勇気をもらえる」
安心できるセラピストという評価をいただく
自己肯定感やビジネスに悩むお客様からは、
「自分の得意なことを引き出して、
3ヶ月で経営する塾の赤字を解消できた」
「自分の良さを再認識し、弱みを許せるようになった。
結果として、お客様からも声をかけられる機会が多くなった」
クライアントの自分軸、強みを引き出すコーチとして好評を得る
■プロフィール(長い版)
ここから、ちょっと長いですが、私のプロフィールです。
もしよろしければ、読んでみてください。
恥ずかしい内容もありますが、知っておいて欲しいことを書きました。
「修一、人に迷惑をかけちゃいかんとよ」
「人から好かれる人になりなさい」
小さいころから、私の両親の口癖はこうだった。
だから、ひたすら自分を殺して、周囲の人の気持ちを伺い、従っていた。
周りを平和にするのが自分の役割だと思っていた。
うっかり自分の意見を言うと、その人から嫌われる気がして、
意見など言えなかった。
こんなエピソードがある。
「修ちゃん、宿題教えて」
「いいよ」
人に頼られるのは、嬉しかった。
勉強もできた自分は、喜んで教えた。
でも、宿題の答えだけ写して、『ありがとう』もなく立ち去っていく奴もいた。
気がつくと、みんな外に遊びに行き、教室で一人でポツンとしていた。
「こんなに助けてあげているのに」
「こんなにガマンしているのに」
「利用するだけ、利用しやがって」
私の中に、黒い怒りが燃え上がった。
それでも、我慢するのが当然だと思っていた。
学生時代までは、「勉強もできる、いい人」で通用した。
でも、社会人になると、人から評価されるには全く別の力が必要だった。
20代のころ、こう思っていた。
「おれの方が頑張っているし、会社に貢献している。
なのに、どうして上司は自分の方を評価しないのか!」
「この上司は、バカか! なんで、こんな奴の下で仕事しないといけないんだ!」
「利用するだけ、利用しやがって」
今まで評価されていた。
でも、急に評価されなくなった。
そんな自分が情けないし、相手に怒りもぶつけていた。
そんな環境を変えたいと思っていた。
でも、どうしたらいいのか、わからなかった。
今でも、こんな風に言われたことを覚えている。
・研究室の先輩
「こいつは、何を考えているのかわからない」
・当時の上司
「言っていることは正しいけど、武闘派すぎるよね」
「期待して採ったけど、期待はずれだ」
自分の中の何かを変えないといけないことは分かっていた。
こんな自分をどうにかしたいともがいていたころ、
出会ったのが心理学だった。
「出来事から感情が生まれると思ってませんか?」
「出来事と感情の間の、あなたの信念が感情の原因です」
感情の原因は、自分の中にある、それを知った時、
頭をガツーンと殴られた衝撃と、
そこに真理がある、という希望を感じた。
「これだ! これが自分の求めていたものだ!」
コーチ、カウンセラー、セラピスト、
名前はなんでも良い。
心と向き合い、内側と自問自答し、
相手を輝かせる、そんな心理職になりたい。
早速、勉強を始めた。
が、すぐに壁が立ちふさがった。
自分は心理職なのに
自分が何を感じているのかが、わからない。
自分のことなのに、なんでわからないのか?
そんな自分が恥ずかしい。
分からない=恥 と考えている自分に気づいた。
今までの人生、全部、”分かって”いた。
分からない自分には、価値がない。
分からない自分を認めたくない。
その壁を取っ払ってくれたのは、心理学を学んでいる仲間たちだった。
同じように、わからず、苦しんでいる。
でも、「わからない」をシェアすることで、通じ合える、つながり合える。
初めて「わからない」自分でも、受け入れてもらえるんだと気がつく。
「わからない」自分でも恥ずかしくない。
どんなことでも、無駄なものはない と学んだ。
そこから、心理学を学ぶための努力が始まる。
敵はもうひとりの自分だった。
「別に心理学なんて学ばなくても、そのままでいいじゃん」
「お前は、十分頑張っている。今のままでも、いつか良いことが起きるよ」
仕事が終わって、食事を取る。
普段から疲れがたまっている。昨日は4時間しか寝れなかった。
眠気が襲ってくる。
それでも、重い身体にムチを打ち、
PCを開け、ノートとペンを取り、
自分と向き合う。
自分が早く変われば、それだけ早く誰かの役に立てる。
小さくてもいい、一日一勝をつかむ。
それだけが当時の自分のモチベーションだった。
そんな中、こんなことが起きた。
(セッションを終えて)
「はー、こんな生き生きとした気持ちは、初めてです」
来た時の暗い表情とは対照的に、満面の笑顔で去っていくクライアントを見たとき、
自分がやっていることは間違ってないと強く確信した。
怖くても、少しずつやっていくと、喜んでもらえた。
自分の中で、これが自分を活かす、正しい道だと感じられたから。
今、思えば、この時、自分の中の”自分軸”が輝き出していたのかもしれない。
心理学を学んだ、
セッション経験を積んだ、
それでもまだ苦手だったこと、それは人前で自分の意見を話すことだった。
あるプロジェクトで、プレゼンの機会が来た。
数百人規模、社長も来る、昔の上司も、お世話になった先輩も、後輩も。
「プレゼンで失敗したらバカにされるんじゃないか」
「こんなに頑張っているのに、理解されなかったらどうしよう」
いろんな声が自分の中から聞こえてくる。
逃げることもできた。
得意な奴に任せることもできた。
でも、自分のパートは自分でプレゼンすると譲らなかった。
ここで譲ったら、もう二度とチャンスはない気がしていた。
自分のパートが近づいてくると、
頭がクラクラしてきた。
足もブルブル、声もガラガラ、震えているのがよくわかる。
それでも、落ち着いて、集中して伝えた。
そして、「これがやりたかったことだ!」と感じている自分もいた。
正直、100点満点ではなかった。
でも、確実に自分の進みたい方向に、一歩を踏み出した。
自分の内側にあるメッセージを大勢の前で発信できた。
自分軸が少しずつ輝き出した。
このような努力が実り、
海外赴任の話がきた。
私は喜んで同意した。
海外でも必死で努力した。
残業も月100時間は、超えていた。
でも、うまくいかなかった。
空回りばかりしていた。
後から聞くと、海外から日本への強制送還の話もあったらしい。
なぜこんなに頑張っているのにダメなのか、
理由を探そうと必死で自分と向き合った。
自分は優秀だと思っていた。
ちゃんと仕事を教えてもらえれば、できる。
だから正直、上司なんていらないし、
高い給料もらっているんだから、
ちゃんと仕事してくれよ、そう見ていた。
そのくせ、結果が出れば、自分を評価しろといい、
うまくいかない時は、上司が悪い と責任転嫁していた。
上司が間違った判断をした時は、
会社に損が出ることがわかっていて、そのままにしていた。
「痛い目に合わないと気が付かないバカだからさ」
でも、心理学を学び、わかったこと。
自分は、上司に嫉妬している。
自分より認められていることを許せなかっただけ。
そして、上司に認められたかった。
自分で自分のことを認められなかったから。
人を通さないと、自分のことを認めることができなかった。
それに気がついた時、
顔から、サーッと血の気が引いた。
間違っていたのは、上司ではなく、自分だったのだ。
次の面談のとき、私は冒頭に言った。
「社長、社長に謝らないといけないことがあります」
直前まで、謝るかどうか迷った。
変なやつだと思われないか、不安だった。
でも、ここで逃げたら、何も変われないことを感じていた。
私は謝った。
社長は、それを受け入れてくれた。
目の奥がツンとした。
もしかすると、それは自分が認めてこなかった過去の自分への
謝罪だったのかもしれない。
自分は、自分が思っていた以上に、
嫉妬深いし、寂しがりだし、器の小さい人間。
でも、それでも、自分は自分のままで良い と思えるようになった。
なぜなら、
たとえ怖くても、100点を取れなくても、
生きたい方向へ一歩前進できる自分がいるから。
自分が間違っている時は、きちんと謝れる自分だから。
ただ素直に、自分の好きなことに取り組み、
うまくいけば喜び、
うまくいかなかったら、悲しみ、そして改善点を探す。
それでいいんだと、腑に落ちた。
自分の中の被害者意識も、黒い炎も、
受け入れられるようになった。
それから、仕事が楽しくなった。
強がらなくていい、間違ったら謝ればいい。
事実をよく調べて、
自分が必要だと思うアクションを取ればいい。
一年後、
どん底だった評価が、
過去最高の評価になっていた。
「ここの領域は、君しか頼れる人がいないから、頼んだよ」
社長との面談中、涙が出そうになるのを必死に止めていた。
もちろん、私一人の力でうまくいったわけではない。
社長、上司、様々な人のサポートがあったから、
今の自分がある。
心から、感謝したい。
人から評価されないのは、
評価されるような行動をしてないから。
行動できないのは、
自分で自分のことを評価してないから。
被害者意識、自分への怒り、恐怖が行動をストップさせているだけ。
自分のことをもっと知ろう、
抑圧を解放し、好きなことをやろう。
自分軸を見つけて、磨き、自分をもっと表現しよう。
あなたを表現できるのは、あなたしかいない。
あなたの軸が見つかれば、
あなたの自信となり、武器となり、
人とのつながりを創るベースになる。
孤独も、嫉妬も、自信のなさも、
全ては相手軸だから生まれること。
自分軸が見つかれば、全てが解決する。
「あなたが輝けば、世界はもっと輝く。」それを私は見たい。
あなたがあなたらしく輝く人生を、一緒に手に入れませんか?